日付・時刻入門
WORKDAY.INTL関数を見て理解する
開始日から、指定した週末と休日を除いて、指定営業日数だけ進んだ日付を返す関数です。
3つのポイント
- 計算を始める開始日と営業日数を指定する
- 休みとする週末の曜日を指定する
- 週末と指定した休日を除いて日付を返す
週末と休日を除いて3営業日後の日付を求める
サンプル数式
- 開始日
- 営業日数
- 週末
- 休日
いまの結果:
先頭行:
入力・条件:4項目
- 開始日A2:2026/10/1
- 営業日数B2:3
- 週末C2:7
- 休日D2:2026/10/5
指定された週末条件と休日を除き、営業日数を進めた日付です。
サンプルデータ
※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 開始日 | 営業日数 | 週末番号 | 休日 | 結果 |
| 2 | 2026/10/7 |
A2、B2、C2、D2に値を入力すると、結果と処理順が変わります。
数えた営業日をカレンダーで見る
開始日は数えず、翌日または前日から数えます。
A2 · 開始日 / B2 · 営業日数
適用する週末:金・土。指定休日は参照セルの値だけです。
始=開始日 終=終了日 結=結果 点線=週末 網掛け=指定休日 番号=数えた順(重複は点線+網掛け)。番号・点線・網掛けがない日は判定していません。
2026年10月
指定休日の入力セル:sample!D2
数えた営業日数:3日。最後に数えた日が結果です。
4つの引数
色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。
A2表のセル: A2計算を始める日付です。この例では2026/10/1を使います。
B2表のセル: B2開始日から進める営業日数です。この例では3営業日を指定します。
C2表のセル: C2週末の曜日を示す番号です。7は金曜・土曜、1は土曜・日曜を休みとして扱います。
D2:D2表のセル: D2:D2週末とは別に除外する休日です。この例では2026/10/5を指定します。
この数式を日本語にすると
A2の2026/10/1から3営業日進みます。金曜・土曜とD2の2026/10/5を除外するため、E2には2026/10/7を表示します。
この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。
処理の流れ
手順1〜5を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。
開始日を確認する
A2開始日: 2026/10/1
営業日数を確認する
B2営業日数: 3
週末を確認する
C2週末: 7
休日を確認する
D2休日として除外する日付を1件確認します。
指定した週末と休日を除いて指定営業日後の日付を求める
E2結果は46302(2026-10-07)です。E2に表示します。
対応アプリ
- Excel
- Google スプレッドシート
関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。
この例の注意点
- WORKDAY.INTLは開始日を基準に、指定した週末と休日を除きながら営業日数を数え、到達した日付を返します。
- 営業日数が正なら未来、負なら過去へ進みます。小数は整数へ切り捨てて扱います。
- 週末番号7は金曜・土曜、1は土曜・日曜です。11〜17は週末を1曜日だけに設定し、月曜始まり7文字の0/1文字列でも指定できます。文字列の週末指定は先頭にアポストロフィを付けて入力できます。
- 週末を7文字の0と1で指定する場合は月曜から日曜の順で、1が休み、0が営業日です。たとえば「0000011」は土日休みです。
- 休日は週末とは別に指定します。この例では2026/10/5を休日として除外し、休日セルも編集できます。
- この教材では日付をYYYY/M/D形式で表示・入力し、内部ではExcelの1900日付システムのシリアル値を使って計算します。
- この教材の計算結果と評価・エラー表示はExcel 2021の実測に基づきます。Google スプレッドシートでは入力の種類やエラーの組合せによって結果が異なる場合があります。
- Excel 2021では週末と休日の両方にエラーがある場合、休日参照が1セルか複数セルかで返るエラーが変わることがあります。この教材は実測結果に合う評価経路を説明しており、Excel内部の評価順そのものを断定するものではありません。
- Excel 2021では週末の7文字指定「1111111」(全曜日休み)は#VALUE!、Google スプレッドシートでは#NUM!です。また、営業日数0で不正な週末と休日エラーが共存すると、Excelでは開始日、Sheetsでは休日エラーになるケースがあります。
一般構文
対応:Excel / Google スプレッドシート ・ 構文:引数名に差あり
- 週末指定が不正で、休日参照内に実エラーが含まれるケースでは、ExcelとGoogle スプレッドシートで返るエラーが異なります。
- 週末を文字列「1111111」(全曜日休み)で指定した場合、Excel 2021のWORKDAY.INTLは#VALUE!、Google スプレッドシートは#NUM!になります。
- 営業日数0で週末指定が不正かつ休日に実エラーがある場合、Excel 2021は開始日を返す一方、Google スプレッドシートは休日の実エラーを返す実測ケースがあります。
Excel
=WORKDAY.INTL(start_date, days, [weekend], [holidays])[] は省略できる引数です。
省略時
weekend→ 1省略すると土曜日と日曜日を週末として扱います。holidays- 省略すると、週末以外の追加の祝日・休日は除外しません。
Google スプレッドシート
=WORKDAY.INTL(start_date, num_days, [weekend], [holidays])[] は省略できる引数です。
省略時
weekend→ 1省略すると土曜日と日曜日を週末として扱います。holidays- 省略すると、週末以外の追加の祝日・休日は除外しません。
公式資料・確認範囲
公式資料
- Microsoft Excel 公式構文
- Google スプレッドシート 公式対応状況・構文・省略時の扱い
実機確認
- Excel 2021 / Google スプレッドシート計算結果・入力の扱い・エラーを確認済み
未確認
配列展開
次に学ぶ関数
NETWORKDAYS
営業日数だけ日付を進める方法の次は、期間内に何営業日あるかを数える方法を学びます。
次に学ぶ