数値・丸め・順位入門
TRUNC関数を見て理解する
数値を指定した桁数で切り捨て、整数または小数として返す関数です。
3つのポイント
- 切り捨てたい数値を指定する
- どの位置まで残すか桁数を指定する
- 指定した位置より後ろを切り捨てる
小数第2位まで残して切り捨てる
サンプル数式
- 数値
- 桁数
いまの結果:
1234.56
計算結果結果セル:D2
先頭行:
入力・条件:数値 1234.567 / 桁数 2
- 数値B2:1234.567
- 桁数C2:2
この結果になる理由入力値の位置
小数第2位まで0に近づく方向へ丸め、1234.56になります。
1234.561234.57
例を試す
サンプルデータ
数値を変えてみよう
※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 項目 | 数値 | 桁数 | 結果 |
| 2 | 切り捨て | 1234.56 |
①数値②桁数✓結果セル
①・② 正式引数 / 教材要素1–3 処理の流れ
B2、C2に値を入力すると、結果と処理順が変わります。
2つの引数
色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。
B2表のセル: B2切り捨てる元の数値です。この例ではB2の1234.567を使います。
C2表のセル: C2結果に残す桁を指定します。この例では2を指定し、小数第2位まで残します。
この数式を日本語にすると
B2の1234.567を、C2で指定した小数第2位まで残し、それより後ろを切り捨ててD2に1234.56を表示します。
この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。
処理の流れ
手順1〜3を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。
数値を確認する
B2B2の1234.567を確認します。
桁数を確認する
C2C2の2を確認します。
計算結果を表示する
D2小数第2位まで0に近づく方向へ丸め、1234.56になります。 結果1234.56をD2に表示します。
対応アプリ
- Excel
- Google スプレッドシート
関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。
この例の注意点
- 桁数が2なら小数第2位まで残し、それより後ろの桁を切り捨てます。
- 桁数には正の数・0・負の数を指定でき、負の数では整数部の桁を切り捨てます。
- この例では数値と桁数を書き換えると、結果もその場で再計算されます。
一般構文
対応:Excel / Google スプレッドシート ・ 構文:引数名に差あり
Excel
=TRUNC(number, [num_digits])[] は省略できる引数です。
省略時
num_digits→ 0省略すると、小数部分を切り捨てて整数を返します。
Google スプレッドシート
=TRUNC(value, [places])[] は省略できる引数です。
省略時
places→ 0省略すると、小数点以下を取り除いて整数部分を返します。
公式資料・確認範囲
公式資料
- Microsoft Excel 公式構文
- Google スプレッドシート 公式対応状況・構文・省略時の扱い
未確認
計算結果・入力の扱い・エラー・配列展開
次に学ぶ関数
INT
0に近づく切り捨ての次は、負の数をより小さい整数へ下げる違いを学びます。
次に学ぶ