ラベルラベル

検索・参照入門

VLOOKUP関数を見て理解する

表の左端列から検索値を探し、一致した行の指定した列の値を返す関数です。

3つのポイント

  1. 検索値を決める
  2. 表の左端列から探す
  3. 同じ行の指定列を返す
例題

商品コードから価格を検索する

サンプル数式

  • 検索値
  • 範囲
  • 列番号
  • 検索方法

いまの結果:

180
計算結果
結果セル:F2
入力・条件:4項目
  • 検索値E2:「A003」
  • 範囲A2:C6(5行 × 3列)先頭行:「A001」 | 「ペン」 | 150
  • 列番号指定値:3
  • 検索方法指定値:FALSE
この結果になる理由

A4で一致が確認されました。

サンプルデータ

検索値を変えてみよう

※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。

「商品コードから価格を検索する」のサンプルデータ。引数番号は正式引数と教材要素の対応、小さな角丸数字は処理順を表します。
ABCDEF
1商品コード商品名価格 検索コード結果
2A001ペン150 180
3A002ノート220   
4A003ファイル180   
5A004ハサミ450   
6A005付箋120   
検索値範囲結果セル
①・② 正式引数 / 教材要素1–5 処理の流れ

E2に値を入力すると、結果と処理順が変わります。

4つの引数

色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。

  1. E2表のセル: E2

    表の左端列から探したい値です。この例ではE2の「A003」を使います。

  2. A2:C6表のセル: A2:C6

    検索する左端列と、返したい列を含む表全体です。

  3. 3指定値

    範囲の左端を1列目として、左から何列目の値を返すかを指定します。この例では3列目です。

  4. FALSE指定値

    FALSEを指定すると、検索値と完全に一致する値だけを探します。

この数式を日本語にすると

E2のA003をA2:C6の左端列から探し、一致した行の左から3列目の値をF2に表示します。

この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。

処理の流れ

手順1〜5を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。

  1. 検索値を確認する

    E2

    E2の「A003」を確認します。

  2. 表の左端列を確認する

    A2:A6

    A2:A6を検索対象にします。

  3. 一致する行を探す

    A4

    A4が検索値と一致します。

  4. 同じ行の指定列を取得する

    C4

    A2:C6の左から3列目にあたるC4の180を取得します。

  5. 結果を表示する

    F2

    F2に180を表示します。

対応アプリ

  • Excel
  • Google スプレッドシート

関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。

この例の注意点

  • VLOOKUPは、指定した範囲の左端列から検索値を探します。
  • 第3引数の列番号は、指定範囲の左端を1列目として、左から何列目の値を返すかを指定します。
  • このサンプルでは、FALSEを指定した完全一致検索のみを扱います。
  • 検索値が見つからない場合、この例の結果は #N/A です。
  • TRUEまたは第4引数を省略した近似一致は、今回扱いません。

一般構文

対応:Excel / Google スプレッドシート ・ 構文:引数名に差あり

  • 完全一致検索で全角・半角の文字列を比較する場合、Excelは幅の違いを区別しますが、Google スプレッドシートは同値として扱うケースがあります。

Excel

=VLOOKUP(lookup_value, table_array, col_index_num, [range_lookup])

[] は省略できる引数です。

省略時

range_lookup
→ TRUE省略すると近似一致です。検索範囲の先頭列を昇順に並べて使います。

Google スプレッドシート

=VLOOKUP(search_key, range, index, [is_sorted])

[] は省略できる引数です。

省略時

is_sorted
→ TRUE省略すると、昇順の範囲から近似一致で検索します。
公式資料・確認範囲

公式資料

実機確認

  • Excel 2021 / Google スプレッドシート計算結果・入力の扱い・エラーを確認済み

未確認

配列展開

次に学ぶ関数

XLOOKUP

左端の列と列番号で返す次は、探す範囲と返す範囲を分けて指定します。

次に学ぶ