文字列入門
TEXTSPLIT関数を見て理解する
指定した区切りで文字列を行と列に分割し、配列として返す関数です。
3つのポイント
- 分割したい文字列を指定する
- 列と行の区切りを指定する
- 結果を配列として展開する
カンマとセミコロンで文字列を列・行に分割する
サンプル数式
- 分割する文字列
- 列の区切り
- 行の区切り
- 空要素を無視するか
- 大小文字の扱い
- 不足セルの補完値
いまの結果:
2行 × 2列
計算結果結果セル:D2スピル範囲:D2:E3
先頭行:「東京」 | 「大阪」
入力・条件:6項目
- 分割する文字列B2
- 列の区切りB3
- 行の区切りB4
- 空要素を無視するかB5
- 大小文字の扱いB6
- 不足セルの補完値B7今回の結果には未使用
この結果になる理由
2行 × 2列に分割しました。
サンプルデータ
文字列や区切りを変えてみよう
※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 引数 | 指定値 | 結果 | ||
| 2 | 文字列 | 東京 | 大阪 | ||
| 3 | 列区切り | 名古屋 | 福岡 | ||
| 4 | 行区切り | ||||
| 5 | 空要素を無視 | ||||
| 6 | 大小文字 | ||||
| 7 | 補完値 |
①分割する文字列②列の区切り③行の区切り④空要素を無視するか⑤大小文字の扱い⑥不足セルの補完値✓結果セル
①・②・③・④・⑤・⑥ 正式引数 / 教材要素1–7 処理の流れ
B2、B3、B4、B5、B6、B7に値を入力すると、結果と処理順が変わります。
6つの引数
色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。
B2表のセル: B2分割する文字列の指定値です。
B3表のセル: B3列の区切りの指定値です。
B4表のセル: B4行の区切りの指定値です。
B5表のセル: B5空要素を無視するかの指定値です。
B6表のセル: B6大小文字の扱いの指定値です。
B7表のセル: B7不足セルの補完値の指定値です。
この数式を日本語にすると
文字列をカンマで列、セミコロンで行に分けて、都市名の表を作ります。
この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。
処理の流れ
手順1〜7を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。
分割する文字列
B2「東京,大阪;名古屋,福岡」を分割する文字列として使います。
列の区切り
B3「,」を列の区切りとして使います。
行の区切り
B4「;」を行の区切りとして使います。
空要素を無視するか
B5FALSEを空要素を無視するかとして使います。
大小文字の扱い
B60を大小文字の扱いとして使います。
不足セルの補完値
B7「-」は今回の結果には使いません。
分割した結果を確認する
D2:E32行 × 2列に分割しました。
対応アプリ
- Excel
関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。
この例の注意点
- 6つの入力セルを編集すると、分割結果と手順がすぐに更新されます。初期状態に戻す操作で入力・結果・エラー表示を戻せます。
- 結果は必要な行と列へ展開されます。展開先の入力と重なる場合は#スピル!を表示し、関数全体の計算エラーや補完セルのエラーとは区別します。
- 不足セルの補完は、pad_withの完全省略・空引数位置・空文字列で異なります。
- 空白相当値の内部的な意味と、表の表示0は区別します。
- Excel for the webの保存済み実測を基準にしています。全Unicodeや全入力組合せの完全互換を保証するものではありません。
一般構文
対応:Excel / Sheetsは未確認 ・ 構文:Sheets構文は未確認
=TEXTSPLIT(text, col_delimiter, [row_delimiter], [ignore_empty], [match_mode], [pad_with])[] は省略できる引数です。
省略時
row_delimiter- 省略すると行方向には分割しません。
ignore_empty→ FALSE省略すると空要素を保持します。match_mode→ 0省略すると大文字と小文字を区別します。pad_with- 完全省略すると不足セルを#N/Aで補完します。空引数位置とは異なります。
公式資料・確認範囲
公式資料
- Microsoft Excel 公式対応状況・構文・省略時の扱い
実機確認
- Excel for the web省略時の扱い・計算結果・入力の扱い・エラー・配列展開を確認済み
未確認
対応状況・構文・計算結果・入力の扱い・エラー・配列展開
この教材で扱わない範囲
- 任意の数式の解析・実行や、教材の入力範囲外のセル編集は対象外です。
- 未観測のUnicode大小文字比較・極端な数値文字列表記は対象外です。
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