基本集計入門
SUBTOTAL関数を見て理解する
集計方法の番号で、範囲の合計や平均などを切り替える関数です。
3つのポイント
- 集計方法の番号を指定する
- まとめたい範囲を指定する
- 番号に対応する集計を返す
数値の合計を求める
サンプル数式
- 集計方法
- 集計範囲
いまの結果:
60
計算結果結果セル:D2
先頭行:
入力・条件:集計方法 9 / 集計範囲 B3:B5(3セル)
- 集計方法B2:9
- 集計範囲B3:B5(3セル)値の例:10、20、30
この結果になる理由
選んだ集計方法で範囲をまとめました。
サンプルデータ
集計方法を変えてみよう
※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 項目 | 値 | 結果 | |
| 2 | 集計方法 | 60 | ||
| 3 | 数値 | |||
| 4 | 数値 | |||
| 5 | 数値 |
①集計方法②集計範囲集計集計対象✓結果セル
①・② 正式引数 / 教材要素1–3 処理の流れ
B2、B3、B4、B5に値を入力すると、結果と処理順が変わります。
2つの引数
色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。
B2表のセル: B2集計方法の番号です。1から11、または手動で非表示にした行を除く101から111を指定します。この例では9(合計)です。小数は切り捨てます。
B3:B5表のセル: B3:B5集計する範囲です。この例ではB3:B5の10、20、30です。各セルを書き換えると結果も変わります。
この数式を日本語にすると
B2の集計方法9で、B3:B5の10、20、30を合計し、D2に60を表示します。
この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。
処理の流れ
手順1〜3を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。
集計方法を確認する
B2集計方法9は合計です。
集計範囲を確認する
B3:B510、20、30を合計します。
結果を表示する
D2D2に60を表示します。
対応アプリ
- Excel
- Google スプレッドシート
関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。
この例の注意点
- この教材では、B2の集計方法とB3:B5の数値を書き換えて結果の変化を試せます。
- 手動で非表示にした行は、1から11では集計に含まれ、101から111では除かれます。フィルターで除外された行は、どちらの番号でも集計に入りません。この表の行はすべて表示されている値なので、9と109の結果は同じになります。
- 範囲の中にあるSUBTOTALの結果は、二重に集計しないように無視されます。この例のセルは数値そのものなので、無視するセルはありません。
- 集計方法が小数のときは、小数点以下を切り捨てます。2.5は2(数値の個数)です。Excelでは全角数字の文字列も数値へ変換してから切り捨てます。Googleスプレッドシートでは、全角数字の集計方法は#VALUE!です。
- 範囲の合計と平均は、文字列・TRUE/FALSE・空白を対象にせず、範囲内の実エラーを結果へ返します。データの個数(3と103)はエラーも含めて空白以外を数え、数値の個数(2と102)は数値セルだけを数えます。
一般構文
対応:Excel / Google スプレッドシート ・ 構文:引数名に差あり
- 集計方法に全角数字の文字列を指定すると、Excelは数値へ変換してから小数点以下を切り捨てて集計します。Googleスプレッドシートは#VALUE!です。
Excel
=SUBTOTAL(function_num, ref1, [ref2], ...)Google スプレッドシート
=SUBTOTAL(function_code, range1, [range2], ...)公式資料・確認範囲
公式資料
- Microsoft Excel 公式構文
- Google スプレッドシート 公式対応状況・構文
実機確認
- Excel 2021 / Google スプレッドシート計算結果・入力の扱い・エラー・配列展開を確認済み
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