動的配列・スピル入門
RANDARRAY関数を見て理解する
行数・列数と、最小値から最大値までの範囲を指定し、乱数の表をまとめて作る関数です。
3つのポイント
- 結果の行数と列数を指定する
- 乱数の最小値と最大値を指定する
- 小数のままか整数にするかを指定する
2行×3列に、1から10までの整数を作る
サンプル数式
- 行数
- 列数
- 最小値
- 最大値
- 整数
いまの結果:
確認できません
未評価結果セル:—
先頭行:
入力・条件:5項目
- 行数B2:2
- 列数B3:3
- 最小値B4:1
- 最大値B5:10
- 整数B6:TRUE
この結果になる理由
評価結果を取得できませんでした。
サンプルデータ
範囲や整数を変えてみよう
※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。
| A | B | C | D | E | F | G | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 引数 | 値 | 結果 | ||||
| 2 | 行数 | ||||||
| 3 | 列数 | ||||||
| 4 | 最小値 | ||||||
| 5 | 最大値 | ||||||
| 6 | 整数 |
①行数②列数③最小値④最大値⑤整数✓結果セル
①・②・③・④・⑤ 正式引数 / 教材要素1–7 処理の流れ
B2、B3、B4、B5、B6に値を入力すると、結果と処理順が変わります。
5つの引数
色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。
B2表のセル: B2結果を何行にするかを指定します。
B3表のセル: B3結果を何列にするかを指定します。
B4表のセル: B4乱数の下限です。
B5表のセル: B5乱数の上限です。
B6表のセル: B6TRUEなら整数、FALSEなら小数です。
この数式を日本語にすると
B2の行数とB3の列数で2行×3列にし、B4の1からB5の10までの整数をB6のTRUEで作ります。ページを開くとE2:G3に乱数が入ります。
この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。
処理の流れ
手順1〜7を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。
行数を決める
B2行数を確認します。
列数を決める
B3列数を確認します。
最小値を確認する
B4最小値を確認します。
最大値を確認する
B5最大値を確認します。
整数にするかを確認する
B6整数指定を確認します。
右へ並べ、次の行へ埋める
E2:G3右へ並べ、次の行へ続きます。
スピル結果を確認する
E2:G3E2:G3の6セルに1から10までの整数を表示します。
対応アプリ
- Excel
- Google スプレッドシート
関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。
この例の注意点
- 小数の行数・列数は整数部分を使います。0になる行数・列数、および空白の行数・列数は#CALC!、負数は#VALUE!です。
- 最小値を省略すると0、最大値を省略すると1です。空白の最小値・最大値は0として扱います。最小値と最大値が同じときは、その値を返します。整数指定がTRUEで、その範囲に整数がないとき、または最小値が最大値より大きいときは#VALUE!です。
- 整数指定を省略したとき、空白のとき、0のときは小数です。TRUE、および0以外の数値では、最小値から最大値までの整数です。文字列の整数指定は#VALUE!です。
- この教材の再計算はExcel仕様です。ページを開いたときと、入力を変えたときに、新しい乱数を出します。引数を最初と同じに戻しても、最初の数には戻りません。Resetで、そのページを開いたときの数に戻します。Google スプレッドシートのRANDARRAYは行数と列数までで、このページの計算には使いません。
一般構文
対応:Excel / Google スプレッドシート ・ 構文:構文差あり
- Google スプレッドシートのRANDARRAYは行数と列数までです。Excelは最小値、最大値、整数指定を持ちます。
- 3引数以上の式はGoogle スプレッドシートでは#N/Aです。1〜2引数のエラーも、Excelで測った5引数の式とは別です。
Excel
=RANDARRAY([rows], [columns], [min], [max], [whole_number])[] は省略できる引数です。
省略時
rows- 省略すると1行です。
columns- 省略すると1列です。
min- 省略すると0です。
max- 省略すると1です。
whole_number- 省略すると小数です。
Google スプレッドシート
=RANDARRAY([rows], [columns])[] は省略できる引数です。
省略時
rows- 省略すると1行です。
columns- 省略すると1列です。
公式資料・確認範囲
公式資料
- Microsoft Excel 公式構文・省略時の扱い
- Google スプレッドシート 公式対応状況・構文
実機確認
- Excel 2021省略時の扱い・計算結果・入力の扱い・エラー・配列展開を確認済み
- Google スプレッドシート省略時の扱い・計算結果・入力の扱い・エラー・配列展開を確認済み
この教材で扱わない範囲
- 有限でない極端な数値は対象外です。
- 結果範囲に先に値がある衝突は、この教材の入力欄からは作れません。
次に学ぶ関数
SEQUENCE
決まった規則で連番を作るときはSEQUENCEを使います。
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