Function category
動的配列・スピルの関数を使い分ける
公開中の12関数を、目的・違い・学習順から選べます。
Compare array functions
同じ表を6つの方法で変えてみよう
元の表は共通。行を残す・並べる・取り出す・除く・指定する・結合する違いを見比べられます。
元データ(A2:B5)
| 商品 | 数量 |
|---|---|
| りんご | 2 |
| みかん | 5 |
| バナナ | 3 |
| ぶどう | 1 |
VSTACKだけは追加行(A8:B8):追加商品/4
FILTER
条件に合う行だけ残す
=FILTER(A2:B5,B2:B5>=3)| みかん | 5 |
| バナナ | 3 |
SORT
数量の多い順に並べ替える
=SORT(A2:B5,2,-1)| みかん | 5 |
| バナナ | 3 |
| りんご | 2 |
| ぶどう | 1 |
TAKE
先頭から指定行数を取り出す
=TAKE(A2:B5,2)| りんご | 2 |
| みかん | 5 |
DROP
先頭から指定行数を除く
=DROP(A2:B5,2)| バナナ | 3 |
| ぶどう | 1 |
CHOOSEROWS
行番号を指定して取り出す
=CHOOSEROWS(A2:B5,3)| バナナ | 3 |
VSTACK
別の行を下に追加して結合
=VSTACK(A2:B5,A8:B8)| りんご | 2 |
| みかん | 5 |
| バナナ | 3 |
| ぶどう | 1 |
| 追加商品 | 4 |
FILTER・TAKE・DROP・CHOOSEROWSは入力で結果が変わります。SORTは数量降順、VSTACKは追加行との結合を固定して比較します。各関数名から詳しい教材へ移動できます。
Choose a function
どの関数を選べばいい?
やりたいことから、最初に見る関数を選べます。
配列の先頭や末尾から必要な行・列だけ取り出したい
配列の先頭や末尾から不要な行・列を除外したい
表から必要な列だけを指定して取り出したい
表の値を1行に並べ直したい
縦や横に並んだデータを複数列へ折り返したい
表から必要な行だけを指定して取り出したい
縦や横に並んだデータを、列ごとに折り返して表にしたい
複数の表や配列を縦方向につなげて1つにまとめたい
複数の表や配列を横方向に並べて1つにまとめたい
表から重複する行や列を除いて一意のデータだけ取り出したい
表から条件に合うデータだけを別の一覧として取り出したい
元の表を変えずに、指定列を基準として並べ替えた表を作りたい
What you can do
このカテゴリでできること
動的配列関数は、1つの数式から配列を返し、その大きさに応じて結果をセルへ自動的に広げる関数です。この展開をスピルと呼びます。
残す行や列を選ぶ、配列の形を変える、複数の配列をつなぐ、条件や並び順を指定するなど、元の配列に何をしたいかで選びましょう。
- 先頭・末尾からの切り出しや除外、行番号・列番号による選択を行う
- 配列を1行にまとめたり、指定した個数ごとに折り返したりする
- 複数の配列を縦方向・横方向につなぐ
- 重複を整理し、条件に合う行や列を抽出し、並べ替える
- 数式の結果がスピルする範囲を確認する
Function guides
動的配列・スピルの関数一覧
12関数
関数を選ぶと、数式の引数とサンプル表の対応を確認できます。
TAKE
動的配列・スピル
配列の先頭または末尾から、指定した数の行や列を取り出して返す関数です。
表と数式で見るDROP
動的配列・スピル
配列の先頭または末尾から、指定した数の行や列を除外して残りを返す関数です。
表と数式で見るCHOOSECOLS
動的配列・スピル
配列から指定した列だけを選び、その列を新しい配列として返す関数です。
表と数式で見るTOROW
動的配列・スピル
配列や範囲の値を1行に並べ替えて返す関数です。
表と数式で見るWRAPROWS
動的配列・スピル
1行または1列の配列を、指定した個数ごとに行方向へ折り返して返す関数です。
表と数式で見るCHOOSEROWS
動的配列・スピル
配列から指定した行だけを選び、その行を新しい配列として返す関数です。
表と数式で見るWRAPCOLS
動的配列・スピル
1行または1列のデータを、指定した個数ずつ列方向に折り返して新しい配列を返す関数です。
表と数式で見るVSTACK
動的配列・スピル
複数の配列を上から下へ順番につなぎ、1つの大きな配列として返す関数です。
表と数式で見るHSTACK
動的配列・スピル
複数の配列を横方向に順番につなぎ、1つの大きな配列として返す関数です。
表と数式で見るUNIQUE
動的配列・スピル
配列から重複する行や列を除き、一意のデータだけを新しい配列として返す関数です。
表と数式で見るFILTER
動的配列・スピル
指定した条件を満たす行や列だけを配列から取り出し、結果を複数セルへスピルする関数です。
表と数式で見るSORT
動的配列・スピル
配列を指定した行または列を基準に並べ替え、新しい配列として返す関数です。
表と数式で見るLearning path
初心者におすすめの学習順
切り出しと除外で配列を返す基本を学び、行や列の選択、形の変更、結合へ理解を広げます。さらに、重複の整理、条件による抽出、並べ替えを学びます。
- TAKE関数
動的配列の最初の関数として、元配列の一部をそのまま複数セルへ返す基本を学びます。
- DROP関数
TAKEの次に、元配列から不要な部分を除いて残りを返す動的配列の基本を学びます。
- CHOOSECOLS関数
TAKE・DROPの次に、配列の位置を指定して必要な列だけを選ぶ動的配列の基本を学びます。
- TOROW関数
TAKE・DROP・CHOOSECOLSに続き、配列の形そのものを1行へ変換する方法を学びます。
- WRAPROWS関数
TOROWで1行に並べる方法に続き、1次元の配列を指定数ごとに折り返して表の形へ変換する方法を学びます。
- CHOOSEROWS関数
CHOOSECOLSと対になる操作として、配列の位置を指定して必要な行だけを選ぶ方法を学びます。
- WRAPCOLS関数
WRAPROWSの行方向への折り返しと比べ、WRAPCOLSで列方向へ折り返す方法を学びます。
- VSTACK関数
複数の表を縦方向につなぎ、行を増やしながら1つの表にまとめる方法を学びます。
- HSTACK関数
複数の配列を横方向につなぎ、別々の情報を1つの表にまとめる方法を学びます。
- UNIQUE関数
配列を切り出したり結合したりした次に、重複を除いて新しい一覧を作る動的配列の使い方を学びます。
- FILTER関数
条件判定と可変サイズのスピルを組み合わせ、必要なデータだけを新しい一覧として取り出す方法を学びます。
- SORT関数
UNIQUEに続いて、元配列から並べ替え済みの新しい配列を作る動的配列の使い方を学びます。