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数値・丸め・順位入門

RANK.AVG関数を見て理解する

数値範囲で指定した値の順位を求め、同じ値が複数あれば該当する順位を平均して返します。

3つのポイント

  1. 順位を調べたい数値を指定する
  2. 比較する数値範囲と順序を指定する
  3. 同じ値があれば順位の平均を返す
例題

同額の売上がある店舗の平均順位を求める

サンプル数式

  • 調べる売上(万円)
  • 比較する月間売上
  • 並び順

いまの結果:

2.5
計算結果
結果セル:D2
入力・条件:3項目
  • 調べる売上(万円)B2:580
  • 比較する月間売上A2:A6(5セル)値の例:620、580、470
  • 並び順C2:0
この結果になる理由

同じ値がある場合は、該当する順位の平均を採用しました。

サンプルデータ

調べる売上や順序を変えてみよう

※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。

「同額の売上がある店舗の平均順位を求める」のサンプルデータ。引数番号は正式引数と教材要素の対応、小さな角丸数字は処理順を表します。
ABCD
1月間売上(万円)調べる売上(万円)順序平均順位
26202.5
3580   
4580   
5470   
6350   
調べる売上(万円)比較する月間売上並び順結果セル強調枠: 選択値と同じ値のセル(同順位を含む)
①・②・③ 正式引数 / 教材要素1–4 処理の流れ

B2、C2に値を入力すると、結果と処理順が変わります。

大きい順に並べる

調べる値
  1. 1番目620
  2. 2番目580
    3番目580
  3. 4番目470
  4. 5番目350
(2 + 3) ÷ 2
2.5位D2

3つの引数

色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。

  1. B2表のセル: B2

    何位か調べる月間売上です。B2の580万円を使います。

  2. A2:A6表のセル: A2:A6

    A2:A6の5店舗の月間売上を比較します。580万円が2件あります。

  3. C2表のセル: C2

    0なら降順(売上が多い店舗を1位)、1なら昇順(売上が少ない店舗を1位)です。

この数式を日本語にすると

A2:A6の月間売上を高い順に並べると620、580、580、470、350です。580万円は2位と3位に当たるため、B2の580の平均順位はD2に2.5と表示します。

この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。

処理の流れ

手順1〜4を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。

  1. 順位を求める値を確認する

    B2

    順位を求める値: 580

  2. 範囲を確認する

    A2A3A4A5A6

    A2:A6の数値5件を対象にします。同じ値も別の要素として数えます。

  3. 順序(省略・0は降順、それ以外は昇順)を確認する

    C2

    順序(省略・0は降順、それ以外は昇順): 0

  4. 同値グループの順位の平均を返す

    D2

    結果は2.5です。D2に表示します。同じ値のセルはA3、A4の2件です。2位から3位に当たり、順位を平均して2.5位です。

対応アプリ

  • Excel
  • Google スプレッドシート

関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。

この例の注意点

  • 第3引数が0または省略なら大きい値が1位、0以外の数値なら小さい値が1位です。
  • 同じ値が2つ以上あれば、その値が占める順位を平均します。たとえば2位と3位なら2.5位です。
  • 比較範囲内に指定した数値が存在しなければ#N/Aを返します。
  • 比較範囲にある文字列・論理値・空白は順位計算の対象になりません。
  • 第3引数に数値文字列を指定するとExcel 2021では#VALUE!を返します。

一般構文

対応:Excel / Google スプレッドシート ・ 構文:引数名に差あり

  • numberの全角数値文字列はExcel 2021では数値として扱われますが、Google スプレッドシートでは#VALUE!となる実測条件があります。
  • orderへ直接空文字列("")を指定するとExcel 2021は#VALUE!ですが、Google スプレッドシートは降順として計算した実測条件があります。
  • number・orderの型不正や実エラーと範囲内エラーが競合する場合、Excel 2021とGoogle スプレッドシートで優先されるエラーが異なる実測条件があります。

Excel

=RANK.AVG(number, ref, [order])

[] は省略できる引数です。

省略時

order
→ 0省略すると降順(大きい値が1位)で順位を求めます。

Google スプレッドシート

=RANK.AVG(value, data, [is_ascending])

[] は省略できる引数です。

省略時

is_ascending
→ FALSE省略すると降順で順位を求めます。
公式資料・確認範囲

未確認

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