数値・丸め・順位入門
RANK.EQ関数を見て理解する
指定した得点が数値範囲の中で何位かを返します。同点は同順位として扱います。
3つのポイント
- 順位を知りたい数値を指定する
- 比較する数値範囲と順序を指定する
- 同点を同順位として順位番号を返す
同点がある得点表で順位を調べる
サンプル数式
- 調べる得点
- 比較する範囲
- 並び順
いまの結果:
先頭行:
入力・条件:3項目
- 調べる得点B2:88
- 比較する範囲A2:A6(5セル)値の例:95、88、72
- 並び順C2:0
指定した数値の順位を求めました。
サンプルデータ
※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 得点 | 調べる得点 | 順序 | 順位 |
| 2 | 95 | 2 | ||
| 3 | 88 | |||
| 4 | 88 | |||
| 5 | 72 | |||
| 6 | 60 |
B2、C2に値を入力すると、結果と処理順が変わります。
3つの引数
色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。
B2表のセル: B2何位か調べたい得点です。B2の88を使います。
A2:A6表のセル: A2:A6A2:A6の5つの得点を順位の比較対象にします。同点の88が2件あります。
C2表のセル: C20なら降順(高得点が1位)、1なら昇順(低得点が1位)です。
この数式を日本語にすると
A2:A6の得点を高い順に並べると95、88、88、72、60です。88点は2件とも2位で、B2の88の順位はD2に2と表示します。
この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。
処理の流れ
手順1〜4を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。
順位を求める値を確認する
B2順位を求める値: 88
範囲を確認する
A2A3A4A5A6A2:A6の数値5件を対象にします。同じ値も別の要素として数えます。
順序(省略・0は降順、それ以外は昇順)を確認する
C2順序(省略・0は降順、それ以外は昇順): 0
同値グループの最上位の順位を返す
D2結果は2です。D2に表示します。同値の対象セル: A3、A4。
対応アプリ
- Excel
- Google スプレッドシート
関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。
この例の注意点
- 第3引数が0または省略なら大きい値が1位、0以外の数値なら小さい値が1位です。
- 同じ値が2つある場合は同順位です。その次の順位は人数分だけ飛びます。
- 数値範囲に存在しない値を指定すると#N/Aを返します。
- 範囲内の文字列・真偽値・空白は順位計算から除外します。
- 第3引数に数値文字列を指定した場合は#VALUE!です。
一般構文
対応:Excel / Google スプレッドシート ・ 構文:引数名に差あり
Excel
=RANK.EQ(number, ref, [order])[] は省略できる引数です。
省略時
order→ 0省略すると降順(大きい値が1位)で順位を求めます。
Google スプレッドシート
=RANK.EQ(value, data, [is_ascending])[] は省略できる引数です。
省略時
is_ascending→ FALSE省略すると降順で順位を求めます。
公式資料・確認範囲
公式資料
- Microsoft Excel 公式構文
- Google スプレッドシート 公式対応状況・構文・省略時の扱い
未確認
計算結果・入力の扱い・エラー・配列展開
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