文字列入門
CLEAN関数を見て理解する
タブや改行などASCIIコード0〜31の制御文字を文字列から取り除く関数です。
3つのポイント
- 元の文字列に含まれる制御文字を確認する
- タブなどの印刷できない文字を取り除く
- 残った文字列を返す
タブなどの制御文字を取り除く
サンプル数式
- 文字列
いまの結果:
製品A-12
計算結果結果セル:B2
先頭行:
入力・条件:文字列 「製品 A-12」
- 文字列A2:「製品 A-12」
この結果になる理由
制御文字を削除しました。
サンプルデータ
文字列を変えてみよう
※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 元の文字列 | 変換結果 |
| 2 | 製品A-12 |
①文字列✓結果セル
① 正式引数 / 教材要素1–2 処理の流れ
A2に値を入力すると、結果と処理順が変わります。
1つの引数
色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。
A2表のセル: A2変換したい文字列です。
この数式を日本語にすると
A2の「製品」と「A-12」の間にあるタブ(U+0009)を取り除き、B2に「製品A-12」を表示します。
この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。
処理の流れ
手順1〜2を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。
文字列を確認する
A2文字列: 製品 A-12
ASCII制御文字を取り除く
B2結果は「製品A-12」です。B2に表示します。
対応アプリ
- Excel
- Google スプレッドシート
関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。
この例の注意点
- CLEANはASCIIコード0〜31のタブ(U+0009)や改行などの制御文字を削除します。通常の半角スペースは残るため、余分な半角スペースを整える場合はTRIMを使います。
- 初期値のA2には「製品」と「A-12」の間に、見えにくいタブ(U+0009)が1文字含まれています。貼り付け方や入力し直しによってはタブが失われる場合があります。
- ASCIIコード127や一部のUnicode制御文字はCLEAN単独では削除できません。ただし2026年の実機確認ではUnicodeコード129についてExcel 2021だけ削除され、Google スプレッドシートでは残りました。Microsoft公式の一般仕様とは異なる観測結果のため、Excel全体の仕様としては断定しません。
- 文字列の4096文字上限は本教材の操作範囲の制限です。Excel 2021とGoogle スプレッドシートでは4097文字のCLEAN処理も確認できています。
一般構文
対応:Excel / Google スプレッドシート ・ 構文:構文は同じ
- 2026年10月の実機確認では、CLEAN("A"&UNICHAR(129)&"B")の結果の文字数がExcel 2021では2、Google スプレッドシートでは3でした。Microsoft公式はコード129をCLEAN単独では除去できないと説明しているため、Excel 2021で観測された個別の挙動として扱います。
Excel
=CLEAN(text)Google スプレッドシート
=CLEAN(text)公式資料・確認範囲
公式資料
- Microsoft Excel 公式構文・計算結果・入力の扱い
- Google スプレッドシート 公式対応状況・構文・計算結果・入力の扱い
実機確認
- Excel 2021 / Google スプレッドシート計算結果・入力の扱い・エラーを確認済み
未確認
エラー・配列展開
次に学ぶ関数
SUBSTITUTE
制御文字の削除を学んだ次は、SUBSTITUTEで指定した文字を自由に置き換える方法を学びます。
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