条件分岐・論理入門
IFS関数を見て理解する
複数の条件を左から順に確認し、最初にTRUEになった条件に対応する値を返す関数です。
3つのポイント
- 複数の条件を並べる
- 左から順番に判定する
- 最初のTRUEに対応する値を返す
点数から評価ランクを判定する
サンプル数式
- 条件1
- 条件1がTRUEの場合
- 条件2
- 条件2がTRUEの場合
- 条件3
- 条件3がTRUEの場合
- それ以外の条件
- それ以外の場合
いまの結果:
先頭行:
入力・条件:8項目
- 条件1B2:85
- 条件1がTRUEの場合指定値:「A」
- 条件2B2:85
- 条件2がTRUEの場合指定値:「B」
- 条件3B2:85
- 条件3がTRUEの場合指定値:「C」
- それ以外の条件指定値:TRUE
- それ以外の場合指定値:「D」
2番目の条件が選択されました。
サンプルデータ
※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 名前 | 点数 | 評価 |
| 2 | 田中 | B |
B2に値を入力すると、結果と処理順が変わります。
8つの引数
色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。
B2>=90表のセル: B2B2の点数が90以上かどうかを最初に判定します。
"A"指定値90点以上のときに返す評価「A」です。
B2>=80表のセル: B2条件1がFALSEなら、B2の点数が80以上かを判定します。
"B"指定値80点以上90点未満のときに返す評価「B」です。
B2>=70表のセル: B2前の条件がFALSEなら、B2の点数が70以上かを判定します。
"C"指定値70点以上80点未満のときに返す評価「C」です。
TRUE指定値前の条件がすべてFALSEの場合に必ず成立するTRUEです。
"D"指定値70点未満のときに返す評価「D」です。
この数式を日本語にすると
B2の85を上から順に条件判定し、最初にTRUEになる「80以上」に対応する「B」をC2に表示します。
この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。
処理の流れ
手順1〜5を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。
判定する値を確認する
B2B2の85を読み取ります。
条件を上から確認する
B2まず85が90以上か確認します。
最初にTRUEになる条件を探す
B290以上はFALSE、80以上はTRUEです。
対応する値を選ぶ
最初にTRUEになった条件に対応する「B」を選びます。
結果を表示する
C2C2に「B」を表示します。
対応アプリ
- Excel
- Google スプレッドシート
関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。
この例の注意点
- IFSは条件を左から順に確認します。
- 最初にTRUEになった条件に対応する値を返します。
- 先に成立した条件で結果が決まるため、条件の順番が重要です。
- この例では最後のTRUEを「それ以外」として使用しています。
一般構文
対応:Excel / Google スプレッドシート ・ 構文:引数名に差あり
Excel
=IFS(logical_test1, value_if_true1, [logical_test2, value_if_true2], ...)Google スプレッドシート
=IFS(condition1, value1, [condition2, value2], ...)公式資料・確認範囲
公式資料
- Microsoft Excel 公式構文
- Google スプレッドシート 公式対応状況・構文
実機確認
- Excel 2021 / Google スプレッドシート計算結果・入力の扱い・エラーを確認済み
未確認
配列展開
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