数値・丸め・順位入門
QUOTIENT関数を見て理解する
2つの数を割り算し、余りを除いた商の整数部分を返す関数です。
3つのポイント
- 割り算される割られる数を指定する
- 割り算に使う割る数を指定する
- 余りを除いた整数商を返す
17を5で割った整数商を求める
サンプル数式
- 割られる数
- 割る数
いまの結果:
3
計算結果結果セル:D2
先頭行:
入力・条件:割られる数 17 / 割る数 5
- 割られる数B2:17
- 割る数C2:5
この結果になる理由
割り算の整数部分を求めました。
サンプルデータ
割られる数を変えてみよう
※ Excel と Google スプレッドシートで結果や挙動が異なる場合、Excel の仕様を基準にしています。
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 項目 | 割られる数 | 割る数 | 整数商 |
| 2 | 整数商 | 3 |
①割られる数②割る数✓結果セル
①・② 正式引数 / 教材要素1–3 処理の流れ
B2、C2に値を入力すると、結果と処理順が変わります。
2つの引数
色付きの丸数字は、サンプル数式と引数ガイドで同じ引数を示しています。表にも同じ番号があれば、その引数で指定しているセルを示します。
B2表のセル: B2割り算される数です。この例ではB2の17を使います。
C2表のセル: C2割り算に使う数です。この例ではC2の5を使います。
この数式を日本語にすると
B2の17をC2の5で割り、余りを除いた整数商3をD2に表示します。
この説明は、最初に表示されているサンプルデータをもとにしています。入力値を変更しても説明文は変わりません。
処理の流れ
手順1〜3を順番に確認しましょう。表内の小さな角丸数字は、対応する手順を示します。
分子を確認する
B2B2の17を確認します。
分母を確認する
C2C2の5を確認します。
計算結果を表示する
D2結果3をD2に表示します。
対応アプリ
- Excel
- Google スプレッドシート
関数自体が対応するアプリです。教材例の数式や再計算が、両アプリで同じように動くことを保証するものではありません。
この例の注意点
- QUOTIENTは割り算の結果を丸めるのではなく、余りにあたる小数部分を切り捨てて整数部分だけを返します。
- 負の結果でも0に近い方向へ小数部分を切り捨てます。たとえば-5÷2の整数商は-2です。
- 割る数が0の場合は#DIV/0!になります。
- TRUE/FALSEや全角の数値・日付文字列など、一部入力の扱いはExcelとGoogle スプレッドシートで異なります。この教材の再計算はExcel仕様を基準にし、TRUE/FALSEは#VALUE!として扱います。
一般構文
対応:Excel / Google スプレッドシート ・ 構文:引数名に差あり
- TRUE/FALSEをセル参照で渡すと、Excelは#VALUE!、Google スプレッドシートは0を返します。
- 分子にTRUEをセル参照で、分母に0を指定した競合では、Excelは#VALUE!、Google スプレッドシートは#DIV/0!を返しました。
Excel
=QUOTIENT(numerator, denominator)Google スプレッドシート
=QUOTIENT(dividend, divisor)公式資料・確認範囲
公式資料
- Microsoft Excel 公式構文
- Google スプレッドシート 公式対応状況・構文
実機確認
- Excel 2021 / Google スプレッドシート計算結果・入力の扱い・エラーを確認済み
未確認
配列展開
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MOD
整数の商の次は、同じ割り算の余りを学びます。
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